「個人売買で中古車を購入したいけど車両チェックや見極め方が分からない」「個人売買だと相手との手続きや支払いが不安」
そんな悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
ここでは個人売買で中古車を購入する際の気をつけるべきことや個人売買での購入手順などを細かく紹介しています。
今回の記事では、個人売買を使って安く購入したいと考えている方はぜひ最後までご覧ください。
個人売買における中古車選びのポイント
個人売買では、中古車販売店から購入する時のように安心して購入することができないことが多いと思います。
例えば、事故歴、メーターの改ざんなど、自分では知りえないことを隠されてしまっている可能性も0ではないです。
個人売買で中古車を購入する際に気をつけることにより、リスクを大幅に減らせるポイントを紹介したいと思います。
走行距離・年式
これはもちろんですが、走行距離と年式により中古車販売の適正価格が大幅に変わります。
走行距離が短くて、年式が新しい車のが状態が良いことが多いので高価格になりやすいですよね。
これだけでは適正価格は判断できませんが、売主から正確な走行距離と年式を確認するようにしましょう。
車検証には、直近の車検時の走行距離が記載されています。この数値を、メーター上の走行距離と照らし合わせて、整合性が取れるかも確認するようにしましょう。
グレードの確認
- 車種
- グレード
こちらも中古車の査定に大きく関わってくるところですので、必ず確認しましょう。
車種のみではなくグレードでかなり金額が変わることも少なくありません。
例えば)
車種:ポルシェ 911カレラ
グレート: 4S
年式 : 2017年
走行距離 : 1.6万km
車両価格 : 1,229万円
車種:ポルシェ 911カレラ
グレート:ターボ
年式 : 2017年
走行距離 : 1.3万km
車両価格 : 1,798万円
グレードが違うだけで約569万円も差が出ることもあります!!
グレードの判別は、一部の車を除いて車検証記載の情報からでも確認可能です。
車検証上に記載の「型式指定番号」と「類別区分番号」が分かる場合、下記サイトでグレードの検索が可能です。
点検記録簿・査定票の有無
中古車の状態はを確認する方法として、点検記録簿や査定票を確認する方法があります。
「点検履歴」があると点検でどのような部品を交換したかが記載されており、「査定票」があると骨格や外板パネルの修復履歴がわかり、その車のことをより詳細に知ることができます。
もしない場合でも日本自動車査定協会に依頼すれば、事故歴や修理歴を確認して「車両状態確認証明」を発行してもらえます。
依頼には費用がかかりますが、こちらも不安な場合は、依頼して確認する方が無難です。
傷や、補修について
傷も治すのに費用がかかりますので、要チェック項目です。
傷など治してある車でも板金の質が悪かったりするとチープに見えるので、よく見るべき項目の一つです。
板金の質の良し悪しの見分け方についての記事も書いてあるのでぜひ参考にしてください!
特にわかりにくいのは、電気系統の故障は、見た目ではわかりづらいところですので、隠されやすいです。
こちらの見分け方も参考にしてください。
*骨格・フレームの修復などの重度な修復も見逃さない方が良いです。
これを見逃して買ってしまうと、個人売買の場合、返品することはできないので、必ず確認するようにしてください!!
相手から、「修復なし」として売られていた場合は、返品ができます。購入した後の確認にはなりますが、重度な修復がないかをすぐに確認しましょう。
遠隔地の車
地域ごとに車への需要は少し異なります。
例えば都会では高級車が多く、雪国では四輪駆動車が多いなどです。
ヤフオクなどの個人売買で車を探していると、安く中古車を売っている地域もあるので、安い場所で購入し輸送して取り寄せるという方法を使うのもおすすめです。
ですが、遠隔地から車を購入する際には現物確認ができません。
最大限、売主と連絡を取り状態の確認を行ってもらいましょう!
実際に乗ってみないと音が聞けなかったりで、エンジンの調子を確認することは難しいので、事前に売主側に確認する事項をまとめました。
次に、水没チェックです!
こちらも必ず事前にチェックしておいた方が良いでしょう。
水没チェックのポイントはこちらにまとめました。
さらに、車の足回りについても売主から確認しておきましょう。
タイヤ溝が無く、新しいタイヤを購入しなければならない場合、その分、5万円〜15万円ほど余計な費用がかかってしまいます。
最後に、トランスミッションです。
トランスミッションの故障は、修理に多額の費用を必要とします。
こちらも遠隔地では確認が難しいので、売主に依頼してチェックが必要です。
個人売買での中古車購入の手順
ここでは個人売買で中古車を購入するまでの準備から納車までの流れを紹介していきます。
売り手に連絡をする
欲しい車が見つかれば、売り手に車の詳細を見てさらに気になる部分を細かく聞きましょう。
納得がいったら車両価格や納車日などに関する打ち合わせをします。
個人売買は基本的にローンを組めませんので、現金での取引になりますが、どうしても予算が足りなかったりローンを組んで買いたい場合は、こちらの記事をご覧ください。
契約の締結
口約束のみで済ませてしまう方もいますが、金額の大きい買い物ですしネットで顔もわからない人と取引をするとなるとやはり、口頭だけでは不安要素は多いです。
なので、双方で契約書を用意する等内容を確認し合った上で売買契約を結ぶようにしましょう。
支払い
連絡時に決めた支払い方法で指定口座に振り込みましょう。
遅れた場合はトラブルにもなりかねないので、できるだけ早く振り込むか遅れる旨を売り手に連絡しておきましょう。
納車
納車日に車が納車されたら、念の為に契約内容に反している部分がないか車の状態を確認しましょう。
名義変更等の手続きに必要な種類
車の名義を変更する為には必要な書類が複数あるのでよく確認しておきましょう。
車庫証明書
正式名称は自動車保管場所証明書といい、自動車の保管場所を確保していることを証明する書類のことを指します。
証明書の取得は、買主が行う必要がありますが、行政書士等に依頼する事で手続きを代行できます。
賃貸契約の駐車場を借りている場合は不動産会社の発行する「保管場所使用承諾書」または、「駐車場賃貸契約書」(契約書に車庫証明取得時に利用不可と書かれていない場合)、自身で所有する土地建物の駐車場の場合は「自認状」、親族の持つ土地建物の駐車場の場合は、任意の雛形の「使用承諾書」が、添付書類として必要です。
一部の地域では、印鑑証明書が添付書類として必要な地域もありますので、お住まいの地域のルールを最寄りの警察署または管轄の県警・警視庁のホームページで確認してください。
自動車検査証
自動車検査証とは自動車が保安基準を満たしていることを証明する書類のことを指します。
運転中に所持することを義務付けられている書類です。
新車では購入後3年間は車検を受ける必要がないですが、中古車は2年または1年ごとに車検を受ける必要があります。
この車検有効期限等、自動車運行・登録情報等が記載された書類です。
自賠責保険証明書
自賠責保険とは被害者が出たときに救済を行うための保険のことで、それを証明する書類のことを指します。
この保険は強制保険であり、車検取得時に加入が義務付けられています。
申込に関しては、車体番号に紐づく形で加入されている為名義変更等行わない状態でも有効となりますが、購入後は速やかに名義変更を行うようにしましょう。
印鑑証明書
実印となる印鑑を役所へ登録し、その証明書として印鑑登録証明書を取得します。
印鑑登録証明書には名前と住所が情報として記載されており、売主の印鑑証明に記載の情報は車検証の記載住所と一致している必要があります。
万が一車検証に記載の住所と印鑑証明の住所が異なる場合、後に説明する「住民票」または「戸籍の附票」を取得してもらうように売主に依頼してください。
証明書の有効期限は発行から3ヶ月となっていますので有効期限の注意が必要です。
売買の際は手続きに日数を要す場合もあるので、印鑑登録証は発行日から1~2ヶ月以内の物を用いる事が良でしょう。
住民票
引っ越し等により車検証の住所が現在の住所(印鑑証明書の住所)と異なっている場合、登録の際に住所の紐づけを行う為に必要となります。
引っ越しが1回の場合、住民票に旧住所と新住所が記載されている為、こちらの書類が有効です。
軽自動車の名義変更を行う場合は、新所有者の住民票が必要となります。こちらも発行してから3ヶ月以内のものが有効となります。
戸籍の附票
2回以上の引っ越し等により、車検証の住所が印鑑証明の住所と異なっている場合、住民票には、直近の旧住所のみ記載されるため、それ以前の古い住所の紐づけが行えません。
その場合、戸籍の附票を1通添付する必要があります。戸籍の附票には過去の住所移転の履歴が記載されているため、古い住所と新しい住所の紐づけと証明を行う事ができます。
中古車購入でよくあるトラブル
中古車の取引でよくあるトラブルの例をいくつか紹介します。
自動車税の支払いに関するトラブル
自動車税は毎年4月1日に車の持ち主に送られてきますが、年度末の時期に売買の場合によっては、支払と負担する事の取り決めが必要になるかと思います。
売り手と買い手がそれぞれ所持していた◯ヶ月分だけ支払うという方法で負担する、または車両価格に含む・含まないの条件として契約を確認する様にしましょう。
自動車税の支払に関してし、車両代金に含まない場合は簡単な契約書を別途作成して、トラブルを避けるようにしましょう。
事故車や盗難車を買わされる
事故車の場合、売り手がその事実を隠していた場合は契約を無条件でキャンセルすることは可能ですが、契約書に「瑕疵担保責任を負わない」という旨が記載されている場合はキャンセルがきかないので注意しましょう。
盗難車の場合は無条件にて契約は無効になるものですが、契約書が無いなど、証拠や取引を確認できる物証がない場合、回収やキャンセルに多大な労力を費やすことになります。証拠等があり、犯罪と立証できる場合、行政機関も動きやすいので、契約書等は必ず用意して契約を行うようにしましょう。
引き渡し後に傷や故障が見つかる
もし傷や故障が見つかった場合、それを知っていたかどうかに関わらず売り手が負う責任があります。これは「契約不適合責任」といい、契約の内容に合致しない場合に責任を売り手に課すものとなります。
これによって買い手は追完請求(補修・代替物の請求)や代金減額請求などができるようになりました。
ちょっとしたへこみや傷では責任を問うことは難しいですが、明らかな大きい傷を見つけた際は買い手は契約解除のほかに損害賠償を請求することができます。
ただし、個人売買でのトラブルの場合、売主に連絡がつかないなど泣き寝入りになる事例も多くあります。車両の状態と確認は、売主買主で充分納得いくように商談を行い契約へ運びましょう。
書類が揃わず取引がスムーズにできない
書類も売り手から書類をもらい名義変更などを行いますが、売り手の手配が遅れればそれだけ車を使えるのが遅れます
契約前に契約内容と、書類の準備についての確認しておくことでこのようなトラブルを避け、余裕をもった取引ができるようになります。
ユーカーネクストを使うとローンでの支払いができる
個人売買の際とネックとなるのが車両代金の支払いです。
高額商品の為現金で購入するのが難しい自動車ですが、個人売買でも「中古車販売店と同じローン」での支払いをしたいという方にお勧めの「ユーカーネクスト」というサービスがあるので、基本情報や利用方法などを簡単に紹介します。
ユーカーネクストとは
個人売買の場合はローンを利用できない場合が多く、現金や高金利のカードローンでの支払いとなることがほとんどです。
しかし「ユーカーネクスト」というサービスを使えば「中古車販売店と同じオートローン」を使い、車両購入に必要な金額を、ローンによる分割払いで購入することができます。
ローンなのでもちろん利息が発生しますが、ユーカーネクストではディーラーで買う際の、中古車ローン金利の平均7.9%をはるかに下回る5%前後での契約が可能である事がメリットの一つです。
また、支払期間はオートローン最長の~10年まで設定する事ができます。
他にもユーカーネクストでは名義変更や送金手続きなどの完全サポートもついており、売主との契約トラブルも防ぐことが出来ます。
もちろん、契約書類や、名義変更に必要な書類の雛形セットが郵送で届くので、手続もスムーズに行えます。
そして最大のメリットは、ユーカーネクストで購入する個人売買の車には中古車保証もオプションとして申し込みが出来るため、購入後の故障トラブルにも安心して対応できます。
利用方法
利用方法はWEB完結で簡単に行えます。
かんたん仮審査から→審査マイページ登録・仮審査・本申し込みを行うだけでとても簡単です。
契約書手続きは郵送にておこない、印鑑証明等、名義変更に必要な書類を準備して返送します。
車の引き渡し後に名義変更を行って手続きが完了という流れとなっています。
車両代金の支払いはユーカーネクストから売主に直接送金が行われるので安心です。
サービスについてのお問い合わせやご相談は全日10時~19時まで電話で行うことができます。
もちろん、WEBからのお問い合わせは年中無休です。
少しでも気になるという方は実際にホームページからユーカーネクストの詳細を確認してみてください。
まとめ
この記事では個人売買での中古車購入について中古車選びのポイントや手順、必要な書類などを紹介しました。
中古といっても車は金額の大きい買い物となるので心配なことが多いかと思いますが、重要なポイントを確認した上で購入すればそこまで大きな失敗をすることもありません。
ぜひこの記事を参考に個人売買での中古車購入を試みてはいかがでしょうか。
UcarNext(ユーカーネクスト)サイトURL:https://ucarnext.com
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