カーシェアリング事業と自動車フリーマーケット事業を展開する株式会社アラカンのサービス「カババ」は、ヤフオクやメルカリでの車の売買とは異なり、プロが仲介してくれる車のフリマサービスです。
個人売買と言えば、ヤフオクやメルカリが有名ですが、車の取引となると売って終わりではなく、名義変更やナンバープレートの交換等の手続きが必要になるため、面倒に感じる方も少なくありません。
そんな方に役立つのが、プロが仲介してくれる車のフリマサービス「 カババ 」。
今回はこの、カババとはどのようなサービスなのかについて詳しく解説します。
カババとは
カババとは、車の個人売買を簡単かつ安心して行えるようにサポートしてくれる自動車フリマサービスです。
カババで出品されている車両は事前にコンディションをチェックされており、全車両安心して購入できるのが特徴です。
ランボルギーニから軽自動車まで完全オンラインで購入でき、購入時に必要な情報は全て「YouTube」にて動画確認できるため、お家に居ながら購入して自宅まで届く、完全オンライン型自動車フリマサービスです。
「株式会社アラカン」が運営しているこのサービスは、売りたい人と買いたい人をつなぎ、個人売買でも安心して大切なクルマを売買できる、ありそうでなかったサービスです。
代表取締役社長の田中一榮さんは、中古車販売店の大手「ネクステージ」の取締役をしていた経験があり、それらの経験を生かしてカババを立ち上げています。
また、自動車フリマ事業のカババ以外にもカーシェアリング事業も行っています。
会社名 | 株式会社アラカン |
本社 | 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2丁目9-5 アーク栄東海ビル7階 |
設立 | 2019年3月18日 |
代表取締役社長 | 田中一榮 |
事業内容 | カーシェアリング事業(オーナーズ・カーシェア・クラブ) 自動車フリマ事業(カババ) |
カババのサービスと特徴
カババは、中古車を買いたい人と売りたい人を繋げるフリマ市場を作っているサービスで、買い手側からもらう手数料で成り立っているビジネスモデルです。
中古車の場合は、売買が成立して終わりではなく、さまざまな手続きが必要なのですが、その面倒な手続きを代行してくれるのがガババです。
また、カババの主な特徴は以下の3点があります。
- 売買にプロが仲介
- 消費税がかからない
- ローンでの支払いが可能
売買にプロが仲介
カババの最大の特徴ともいえるのが、ヤフオクやメルカリでの車の個人売買と違い、しっかりとプロが仲介してくれる点です。
カババのプロスタッフが出品作業から名義変更、さらにクレーム処理まですべてを行ってくれるので安心して取引ができます。
車は高額取引になるケースが多く、他の出品物などと異なり、思わぬトラブルやクレームに発展するケースも珍しくないため、売主・買主どちらにとってもメリットと言えます。
消費税がかからない
ガババを利用すると言っても、車の個人売買に変わりはありません。
個人売買は消費税がかからないため、通常よりも安く購入できるという特徴があります。
ただし、個人の売主には消費税はかかりませんが、買主が買取事業者だった場合は、消費税を計算しなければなりません。
車の買取は仕入扱いになり、消費税の課税対象になります。 売主が個人の場合でも、買取価格に消費税を含めなければならないので注意してください。
ローンでの支払いが可能
ガババでは、通常個人売買では組めないローンを組んでの車の購入ができます。
審査はありますが、自動車ローンを組めるのも強みで、自己資金が無い方や予算が合わない方も気軽に購入を検討でき、低金利ローンが完備されているため、安心して利用できます。
カババ個人売買のメリットとデメリット
カババを用いて個人売買を行った場合のメリットとデメリット(注意点)を見てみましょう。
【買主】 ガババを使用するメリット
カババの買い手側のメリットは、プロが介入してくれるので安心して取引ができるのと、消費税がかからない点にあります。
中古車は金額が高いため、100万円の車を購入するとなると、通常は消費税10%が加算されて110万円になってしまうのですが、その負担を抑えられます。
また、カババに出品されている車はすべてAIS検定を合格した査定員がチェックしているため、一定の品質が保証されています。
個人売買で多い、購入直後にトラブルの元となるような傷や故障などを事前に防げます。
また、先述したように個人売買でローンを組めるのもガババを使用するメリットと言えます。
【買主】 ガババを使用するデメリット
ガババは、軽自動車からランボルギーニまで取り扱っていますが、2020年6月にサービスが開始された比較的新しいサービスなので、選べる車の数が少ないです。
また、買い手にとって一番デメリットになるのが、諸費用が他のサービスや買取専門店に比べて高いことが挙げられます。
ガババを利用した際に必須となる諸費用に「自宅納車料 18,800円~」、「名義変更料 55,000円」、「車庫証明取得代行料 20,000円」、「成約手数料 33,000円」があります。
また、任意ではありますが、「土曜・祝日納車」を希望される場合は追加で16,500円、「希望ナンバー」を取得したい場合は12,000円が加算されます。
ガババは、必須の必要経費だけでも126,000円がかかります。
【売主】 ガババを使用するメリット
ガババを使用するメリットは買い手側と同様に、売り手側の場合でもプロが介入してくれるメリットがあります。
個人売買でよくある売った後に入金されない、文句を言われるなど、思わぬトラブルに巻き込まれた場合の対応をしなくて良いため、無駄なストレスを抱えなくて済みます。
また、買取業者などによるマージンがない分、いい買い手が見つかれば高く売れる可能性があり、売り手側は代行手数料などが一切かからないため、気軽に利用できます。
【売主】 ガババを使用するデメリット
ガババでは、売却の設定金額を相談の上、決めることになるため、ある程度、自分で売却相場観を掴んでおくのが大切です。
また、出品してから買い手が見つかる保証はないため、急いで売りたい方や期限がある方にはオススメではありません。
ガババの口コミ・評判
ガババの口コミや評判をTwitterで見てみましょう。
中古車の個人間売買を仲介するガババというサービス、車を個人から買うのは怖そうだけど鑑定士がちゃんとチェックするなら良いのかな…売手は普通に売るより高く、買い手は普通に買うより安くと、良い感じの値で取引できるかも 笑#wbs pic.twitter.com/PA8lq2KVRS
— りょうちん (@pullup0721) April 22, 2022
差し支えございませんでしたら、詳細をDMでも構わないので、頂戴したいです。
5万キロに近いので、売却を考えています。現相場で、安定しそうなので、ガババで出品してみようと考えています。最終的には、一括査定ですね。
— よすぎ (@koga0226) September 9, 2021
出品者は取られません。7%の手数料は100万以上の売却でガリバーに仲介を頼んだ時です。
ガババの方が安いですね!
あとは知名度の問題ですかね?私はしりせんでした‥出品台数もガリバーフリマの方が7倍以上の件数ですし、おそらくその分成約件数も多いのかなと。次は私も使ってみたいと思います!
— ロアン (@breguet27) March 24, 2022
まだ知名度がないため多くの口コミを確認できませんでしたが、ガババが気になっている方、これからガババでの出品を考えている方などの意見を拝見できました。
カババを利用すべき人
以下に当てはまる方は、ガババの利用がおすすめです。
- 【買主】 車両や相場を比較できる方
- 【売主】 相場観を掴める方
買い手側は、カーセンサーやグーネットなどのサイトを確認し、中古車在庫と見比べてお得なのかどうかを比較するようにしましょう。
売り手側の場合は注意が必要です。
初心者の方がカババを利用して売却しようとしても適切な売却金額を設定できません。
そのため、売り手側で高く売りたいのであれば、車一括査定を利用して、各買取業者間を競争させた方が失敗しない可能性が高いと思います。
また、フリマサイト・WEB掲示板・オークション・SNSなどで見つけた車をローンを使って分割払いできる個人売買に特化した「Ucar Next(ユーカーネクスト)」もおすすめです。
UcarNextは、全国の車を売りたい人と買いたい人が集まる新サービスで、購入者のほとんどは中古車をローンで購入したい方。
そのため、あなたの愛車が他より価格が高めに設定されていたとしてもローンを組んで売れるのでおすすめです。
まとめ
カババとはどのようなサービスなのか、利用するメリットやデメリット、利用すべき人について詳しく紹介しました。
カババは、比較的新しいサービスの為、選べる車の数が少ないのが欠点ですが、買主・売主ともに上手に活用すればお互い損をしない取引が可能です。
しかし、メリットが多い反面、当記事で説明したようなデメリットも多く存在するため、メリットとデメリットをしっかりと理解した上で、利用するようにしてください。
UcarNext(ユーカーネクスト)
サイトURL:https://ucarnext.com
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