車を個人売買で売りたいときにローンは使える?利用する方法と注意点を解説

個人売買で車を売りたい オートローン

車を個人売買で売りたい方、買いたい方の中には、カーローン(オートローン)を利用したいという方もいると思います。結論から説明してしまうと、個人売買でカーローンを利用することはできます。ただし、個人売買でカーローンを利用するには注意点もあります

1つずつ詳しく解説します。

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【車の個人売買】 ローンで売りたいときの注意点

車の個人売買でローンを利用する方法の前に理解しておくべき注意点があります。

基本、カーローンは、自動車販売店の店舗で、「その店舗の車両を購入する目的にのみ利用することができるローン商品」です。そのため、申し込みの窓口も、各販売店が窓口となっており、販売店が審査から契約手続きを行っています。

つまり、通常の方法を用いては、個人売買のカーローンは利用できません

車の購入以外の目的で、ローンを不正に利用される可能性があるため、一般的に銀行で取り扱っている「オートローン」も個人売買での取引には使用不可です。

【車の個人売買】 ローンを利用する方法

個人売買でローンを用いて車を売る・買う方法には以下の3つの方法があります。

  • カードローン
  • ヤフオクローン
  • 個人売買ローン専用サービス

それぞれのメリット・デメリットについて解説します。

カードローンのメリット・デメリット

カードローンは、使いみちが自由なローンなので、自動車の購入にも使用できます
しかも、銀行系のローンはもちろん、信販系のオートローンの審査期間と比べても、たいへんスピーディーに審査が行われます。

しかし、カードローンを利用しての自動車の購入は、あまりおすすめできません。

その理由には、「限度額は年収の3分の1まで」と「金利が高い」という2点が挙げられます。

カードローンは、使い方は自由というメリットがありますが、自動車の購入で限度額の大半を使用した場合、他の買い物の決済がカードで行えないなどの不都合が発生してしまいます。

また、カードローンでの貸付は、基本、無担保、保証人が不要など、手続きが簡単で、かつスピーディーな審査と魅力的ではありますが、その分貸付の金利は高く設定してあります。
カード会社にもよりますが、実質年率は3%〜18%(ほとんどの場合、14%~と上限に近い金利が適用される)となっており、高額な中古車の購入に利用するのはあまり向いていません

ヤフオクローンのメリット・デメリット

ヤフオク!ユーザー限定で、アプラスが「ネットオークションローン」という商品を取り扱っています。そのため、ヤフオク!出品商品の落札代金をローンで支払うことができます

例えば、友人がローンを組んであなたの車を購入したいという場合に、売りたい車をヤフオクへ出品すれば、友人がローンを組んで車を購入できます。出品する手間はありますが、比較的簡単に個人売買でローンを利用する方法の1つです。

ただし、注意点もあります。

自動車に関しての貸付金利は、5.9%〜10.9%(実質年率)となっていますが、ほとんどの場合、適応金利は9.8%~と上限に近い金利が適用される例が多くあります

また、申込みから借り入れまで2週間以上かかることが珍しくないため落札時も注意が必要です。ヤフオク!で商品を落札し、インターネットバンキングで支払いを行う場合、「落札後7日間」が支払期限となります。
したがって、商品を落札した後にヤフオクローンへ申込みを行っても、間に合いません。買い手の方には、事前に手続きを行ってもらう必要があります

個人売買ローン専用サービスのメリット・デメリット

友人との個人売買はもちろん、インターネットオークションやフリマアプリで落札した自動車の購入時に、中古車販売店と同じオートローンをお得に利用できる CtoC取引(いわゆる個人売買)のためのローン仲介サービスに「UcarNext」というサービスがあります。

全てのローンと同様に審査はありますが、審査に要する期間は、最短で即日回答。オークションサイトで落札後でも利用は可能です。

また、金利は4.9%〜7.9%で、この点についても、中古車販売店が取り扱う信販系のオートローンと同様かそれ以下のため、安心してローンを組めます。

そのため、他の方法の「カードローン」や「ヤフオクローン」よりも一般的なオートローンと同じような形で利用ができるのでおすすめです

UcarNext(ユーカーネクスト)サイトURL:https://ucarnext.com

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