頭金だけで新車に乗れる「残額据置き払い」はご存知でしょうか?
車両本体価格の一部をあらかじめ残額の据置き額として設定し、お支払いは購入時の「頭金+割賦手数料」と、1~5年後の「据置き額」の2回払いで新車に乗れます。
現金一括払いに比べて購入時の負担が軽くなるので、とても便利なサービスではありますが、利用時の注意点もあります。
この記事では、残額据置き払いのメリットやデメリット、注意点について詳しく解説します。
残額据置き払いとは?
残額据置き払いは、トヨタの新車に対しての支払いプランで、月々の支払いは不要な、最初と最後の2回だけ払うプランです。
冒頭でも説明しましたが、車両本体価格の一部をあらかじめ残額の据置き額として設定し、お支払いは購入時の「頭金+割賦手数料」と、1~5年後の「据置き額」の2回払いで新車に乗れます。
残額据置き払いのうれしい4つのメリット
新車購入の支払いに残額据置き払いを選択すると以下の4つのメリットがあります。
- 2回払いなので月々の支払いは不要
- 契約満了時は3つのプランから選べる
- 据置き額(返却時の車両価値)は保証されているので安心
- ライフステージの変化に合わせて乗り換えられる
*1 残額据置き払いプランは、車両返却時における車両の残存価値(据置き額)をあらかじめ設定し、その据置き額を除いた金額をお支払いいただくものです。据置き額の設定金額や契約期間は、車種や販売店によって異なります。設定した据置き額は、以下の条件を満たす場合にのみ保証いたします。(据置き額を保証していない販売店も一部ございます)
【据置き額保証条件】
・損傷または事故修復歴がないこと
・レース等での使用や違法改造をされていないこと
・各店舗にて定める走行距離を超えていないこと(走行距離は店舗にてご確認ください)
※ご購入いただいた販売店に車両をご返却の上、新車にお乗り換えの場合、およびご購入いただいた販売店に車両をご返却の場合、ご返却車両に関する2回目のお支払いは原則不要ですが、上記【据置き額保証条件】を満たしていない場合には、車両の状態や走行距離の程度に応じて算定される精算金を別途ご負担いただきます。
詳しくは販売店スタッフにお問い合わせ下さい。
*2 契約期間は販売店によって異なります。
*3 ご購入いただいた販売店に車両をご返却の上、新車にお乗り換えの場合、及び、ご購入いただいた販売店に車両をご返却の場合、最終回のお支払いは不要ですが、車両状態が事前に定めた規定外である場合は別途精算金をいただきます。
*4 お買い上げをご選択された場合、一括ご精算または分割払い(別途分割手数料が発生します)も選択できますが別途条件がございます。
残額据置き払いのデメリット
メリットの多い残額据置き払いですが、デメリットもあります。
残額据置き払いのデメリットは、大きく分けて以下の2つがあります。
- 支払いの面
- 乗り方の制限
【残額据置き払い】支払いの面のデメリット
残額据置き払いは、2回払いの分割払いのため手数料がかかります。
現金一括と違い、余分なお金がかかってしまう点はデメリットと言えます。
また、ローンとも違うため頭金の支払いには、まとまったお金が必要なのも無視できません。
【残額据置き払い】乗り方の制限のデメリット
残額据置き払いは、車の乗り方にも注意が必要です。
数年後に売却する可能性があるため、きれいに乗ることを意識しなければなりません。衛生的な面はもちろんですが、改造なども残額据置き払いのサポート対象外となります。
残価設定ローンや残価設定型プランと残額据置き払いの違い
残額据置き払いに似た支払方法に、「残価設定ローン」や「残価設定型プラン」があります。
どちらもローンを組むことで2回払いよりも多くの回数と、少ない支払い額でトータルのお金を用意するプランです。
車体本体の価格の一部をあらかじめ残価として据置き、のこりの金額を毎月計画的に支払うので、一般的なクレジットよりも月々の支払の負担が軽くなる特徴があります。
「損傷または事故修復歴がないこと」、レース等での使用や違法改造をされていないこと」、「各店舗にて定める走行距離を超えていないこと」を満たせば、残価(返却時の車両価値)は保証されているため安心です。
初めに予定残存価格を決めることは、残額据置き払いと変わりなのですが、残額据置き払いでは頭金として一括で支払いますが、残価設定ローンでは頭金を分割してローンを組み支払います。
残存価格を引いた額のみに対してローンを組むため、借入額が少なく済む点は魅力ではありますが、通常のローンを組むケースと異なるため、差別化が図られています。
多くの場合3年後に契約満了時となり、残りの額を支払い、そのまま車を乗り続けるか売却するかは残価設定ローンでも自由に決められます。
3年後の状況は購入時には分からないので、ケースバイケースで判断できるメリットも残額据置き払いと同じと言えます。
残額据置き払いが向いている人
残額据置き払いは、どのような人に適した支払い方法なのでしょうか。
残額据置き払いを検討している方は、数年後どのようなビジョンを持っているかにより変わります。残額据置き払いは残存価値に気をつける必要があるからです。
例えて説明すると、残額据置き払いが完了する3年後にも今の車に乗り続けるというのであれば、残額据置き払いのメリットは薄れてしまいます。また、極端な改造を車に施したい方も残額据置き払いのメリットはないと言えます。
ただし、いずれ車を手放す予定があるという方には、残額据置き払いは非常におすすめと言えます。
支払いの負担を減らすなら中古車がおすすめ
残額据置き払いや残価設定ローンや残価設定型プランでなくとも、車購入時の負担をなくしたいのであれば、中古車もおすすめです。
中古車の最大のメリットは、価格の安さが挙げられます。新車価格が400万円だったとしても、1年落ちの中古車として230万円で手に入れられるケースもあります。
もちろん、メリットがある一方で、コンディションが一定ではないといったデメリットもありますが、新車と同じ予算なら装備の充実したワンランク上の車種を買える場合もあります。
また、中古車を購入するのであれば、個人間売買・フリマサイト・WEB掲示板・オークション・SNSで見つけたクルマを、ローンを使って分割払いで購入出来る便利なサービス「Ucar Next(ユーカーネクスト)」と組み合わせると更にお得に便利に車を購入できます。
ローンが組みやすいだけでなく、書類の準備から登録手続きまでの多彩なサポートはもちろん、個人売買においてトラブルになりやすい手続き関係を、第三者として仲介してくれるサポートや、最長10年間の中古車保証など魅力満載のサービスが充実しています。
まとめ
残額据置き払いのメリットやデメリット、注意点について詳しく紹介しました。
車は大きな買い物のため、支払い方法の選択は慎重に選びたいですよね。近年さまざまなプランや支払い方法があるため、どれが自分に適した支払い方法なのかと悩む方も多いはず。
もし、先の支払いが心配・不安なのであれば、中古車を選んでみるもの良いです。
中古車をお探しの方は、前述した「Ucar Next(ユーカーネクスト)」に相談してみてください。中古車の取り扱い数が多いため豊富なラインアップから希望に合う車を探してくれます。
UcarNext(ユーカーネクスト)
サイトURL:https://ucarnext.com
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