個人売買で車を買いたいが、ローンを組む方法はあるのかとお探しの方も多いはず。結論から説明してしまうと、車の個人売買でローンを利用して購入することはできます。ただし、自動車販売店の店舗でのローンは組めないなどの注意点もあります。
どのようにすれば個人売買でカーローンを組めるのか詳しく解説します。
個人売買でローンを利用して車を買う方法
個人売買で車を購入するときにローンを組む方法は以下のとおりです。
- 個人売買ローン専用サービス
- カードローン
- オークションサイトの決済システム
1つずつ解説します。
個人売買オートローン専用サービス
個人売買向けのオートローンに「ユーカーネクスト」というサービスがあります。
最大の特徴はカードを使う方法と違い、販売店から購入する場合と同じようにオートローンを契約することができます。
金利についてもカードローンより安く設定されており、分割も最大120回まで可能。頭金・ボーナス併用払いも設定できます。
ユーカーネクストは、オークションサイトやフリマアプリで中古車を購入する際にも利用ができ、車両代金の送金手続きや名義変更、陸送の手配、中古車保証などにも対応しているため、安心して利用できます。
カードローン
カードローンは自分が契約している与信枠の中でATMなどから自由に現金を引き出すことができるローンです。
ご自身の収入や勤め先により変わりますが、最高で800万~1000万円まで与信枠を付けられる会社もあるので、与信枠が足りなくて買えないことは少ないです。
しかし、月の返済金額が与信枠の大きさで決まっているため、自分で月々の返済金額をコントロールできないカードローンがほとんどです。利用前によく確認するようにして下さい。
オークションサイトの決済システム
サイトによっては、決済システムが分割払いに対応しているケースがあります。
この場合は、落札時点でクレジットカードを通して分割払いを選択することが可能です。
ただし、決済するクレジットカードの利用限度額が、落札金額以上でないといけないことや、分割できる回数がオートローンと比較して少ないことが多く、金利も高めに設定されていることから、月々の返済金額は高くなる傾向にあります。
個人売買向けオートローンを利用するメリット
個人売買向けオートローンサービスを利用するとさまざまなサポートを受けられます。
販売店での購入と違い、個人売買では多くの手続きを自分たちで行なわなければいけません。また、万が一取引中にトラブルが発生してしまった場合でも、すべて自己責任の上、自分で処理する必要があります。
対応の可否については、個人売買向けオートローンサービス(業者)によって異なりますが、どのようなメリットがあるのか見てみましょう。
車両代金の送金手続きが安心
個人売買でのトラブルで上位に上がってくるのが送金トラブルです。
自動車の売買は決して安い金額ではないので、トラブルになってしまうと見逃すわけにはいかず、解決するにも多くの時間と労力を費やす必要があります。
個人売買向けオートローンサービスを利用すれば、このようなトラブルになりやすい送金手続きも、すべて仲介の上、手続きを行ってくれます。
名義変更手続きが全てお任せ
名義変更についても、個人売買ではトラブルになることが多いです。
名義変更がされていないと、毎年の自動車税が正しく届かない、事故があった時に前所有者が責任を問われたといったトラブルや、そもそもローンが残っていて名義変更出来なかったなど、購入した後にとても嫌な思いをすることになります。
こちらも、個人売買向けオートローンサービスを利用すれば、売主と買主それぞれの間に入って仲介してくれるので、先程の送金手続きと合わせて確実に手続きを進めてくれます。
陸送の手配も依頼できる
どうしても欲しい車を、ネットオークションで探して購入する場合、売主が遠方だったという場合も少なくないと思います。
買主と売主の住居が近くければ問題ないのですが、もし取引相手が他府県の場合は、自動車を輸送する必要があります。現地まで取りに行く、あるいは取りに来てもらう手がありますが、非常に手間がかかります。
このような場合でも、個人売買向けオートローンサービスを利用すれば陸送の手配をしてくれます。
中古車保証を付けることができる
個人売買向けオートローンサービスによっては、「中古車保証」を付けられます。
通常、個人売買で車を購入する場合は、現状渡しが基本となり購入後の車両故障などはすべて買主負担で修理をしなければならないのですが、個人売買向けオートローンサービスによっては中古車保証を付けられるので安心して車に乗ることができます。
前所有者の使われ方や、整備状況が完全に把握することは難しい中での現状渡しになりますので、何も保証が付けられないということは、予期せぬ故障で、出費がかさんでしまうリスクがあるため、中古車保証に対応した個人売買向けオートローンサービスの利用がおすすめです。
車の個人売買でオートローンが組めないケース
基本、オートローンは、自動車販売店の店舗で、「その店舗の車両を購入する目的にのみ利用することができるローン商品」です。そのため、申し込みの窓口も、各販売店が窓口となっており、販売店が審査から契約手続きを行っています。
また、銀行をはじめとする金融機関も、個人売買の購入代金をオートローンの対象に含めていないため利用できます。
つまり、通常の方法を用いては、個人売買でオートローンを組むことはできません。
これは、金融機関側から見た場合に、「本当に車を売買しているのか、取引偽装しているのではないか」という疑念を払拭するまでには至らないためです。
UcarNext(ユーカーネクスト)
サイトURL:https://ucarnext.com
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