楽天カードで「車購入はできるのか? 限度額が心配…」などと悩んではいませんか?
自動車を購入する場合、現金一括あるいは、ローンを組んでの支払いの2つの方法が一般的ですが、楽天カード(クレジットカード)で支払えるケースもあります。
この記事では、車の購入に楽天カードを使う際のメリット・デメリット(注意点)、さらに楽天銀行カードローンについて解説します。
また、車の購入を検討されている方に必見の、個人売買でも利用できるオートローンの情報もお伝えしているので、ぜひ最後まで目を通してくださいね。
楽天銀行の限度額
発行されたクレジットカードには、必ず「ご利用可能枠」が設定されており、利用可能枠の範囲内でのみ利用できます。
楽天カードも同様で、カードの種類・タイプによって、「利用可能枠 = 限度額」が設定されています。
2022年7月時点での公式に発表されている利用可能枠は以下のとおり。
種類 | 年会費 | 利用可能枠 |
楽天カード | 無料 | 最高100万円 |
楽天ゴールドカード | 2,200円 | 最高200万円 |
楽天プレミアムカード | 11,000円 | 最高300万円 |
この表に記載されている金額は、最高額なので、申し込みした方の職業や年収など、審査業況によって限度額は変わります。
使用頻度や利用状況により、利用可能枠は、その都度、審査によって決まります。
限度額を上げるには
利用可能枠が最高100万円の楽天カードに申し込み、審査に通っても、最初から100万円フルに使えない方もいます。
しかし、最初は少ない限度額であっても、利用実績が増えるにつれて、限度額は上がるので、高額決済などで用いれるようになります。
限度額を増やすには、利用した分を滞りなく支払うのが重要です。1度でも支払いに遅れてしまうと、ペナルティとしての記録が残ってしまうので、増枠に時間がかかる、もしくは増枠できないといった状況になる場合もあるので注意が必要です。
今すぐにでも限度額を上げたいという場合は、楽天e-NAVIから利用限度枠の増枠を申し込めます。増枠の審査に通れば、限度額が増えます。(カード種類ごとの最高額まで可能)
一時的に限度額を上げる
楽天カードは、楽天e-NAVIから手続きを行えば、一時的に限度額を上げられます。
希望の利用可能枠や利用目的、利用予定日、利用場所、使用する方の続柄を入力して申し込むと、審査が行われ、承認されると限度額が増えます。
利用可能枠は現在の利用可能枠の最大2倍までなので、普段の利用可能枠が100万円の方は200万円まで対応。
増枠された利用可能枠は、2カ月間有効で、期間が過ぎると、自動で元の利用可能枠に戻ります。
楽天カードで車は買える
楽天カードの限度額は最大100万円までなので、支払うのは現実的ではないように思われますが、実は全くできないというわけではありません。
ただし、前提として車を購入する店舗がクレジットカード払いに対応している必要があります。
国産の新車については、全額カード払いはできないとしているディーラーや販売店が多いです。ですが、以前よりも緩和されつつあり、他社との差別化やキャッシュレス社会に対応するため、1回払いのみカード決済対応など、いくつかの販売店で全額クレジットカード払いに対応している店舗もあります。詳しくは販売店のホームページをチェックするか、電話確認などを行ってみて下さい。
また、輸入車や中古車の場合は、全額クレジットカード払いに対応しているケースが多いです。
購入代金の一部のみ楽天カードで支払う
販売店によっても異なりますが、クレジットカードの取扱店であれば、全額のカード払いはできなくとも、車の購入代金の一部や頭金をクレジットカード払いができるという販売店が多いです。楽天カードに限らず、クレジットカードの種類(Visa, Mastercard, JCB, American Express, Diners Club など)やディーラーごとによっての違いはありますが、おおむね30万円~50万円までがカード払い可能な上限金額として設定されているケースがあります。
また、ボーナス払いやリボルビング払いなどの取り扱いが可能になっている販売店もあるようです。
楽天カードで車購入のメリット
楽天カードで車を購入すると以下のメリットがあります。
- ポイントが貯まる
- 支払い方法を選べる
- あとからリボ払いに対応
- あとから分割払いに対応
車の購入で支払う金額は、人生で2番目に高い買い物と言われるほど高額なので、楽天カードが利用できればポイントがたくさん貯まります。また、楽天カードの支払い方法を選べる販売店なら、一括払いはもちろん、金利手数料はかかりますが月々の負担が少ない、リボ払い、分割払いの2・3・5・6・10・12・15・18・20・24・30・36回のなかから、希望のお支払い回数が指定できます。
楽天カードの「あとからリボ払い」は、翌月1回払い・分割2回払い・ボーナス1回払い・キャッシング1回払いのご利用分をあとからリボ払いへ変更できる便利なサービスです。
「思ったよりも今月の支払いが多くなってしまい払えないかも…」といった場合に便利で、スマートフォンやパソコンから会員様専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」にアクセスし、請求金額を確認しながら簡単に手続きできます。
また、変更したいご利用分を選んで分割払いに変更できる「あとから分割払い」にも対応。楽天e-NAVIより、3・5・6・10・12・15・18・20・24・30・36回のなかから、希望の支払い回数を設定できます。
楽天カードで車購入のデメリット
楽天カードで車を購入する場合、以下のデメリットや注意点があります。
- カードの限度額がある
- 審査で時間がかかる場合がある
販売店やディーラー側でクレジットカード払いが可能であっても、支払額が楽天カードの利用限度額を超えてしまうケースがあります。その場合、限度額の引き上げの手続きを行う場合もあるので、審査で時間がかかってしまいます。
利用限度額の高い年会費無料の人気カード10社を比較
楽天カードと同じ年会費無料のクレジットカードで、利用限度額を比較してみました。
ポイント還元率にも違いがあるので確認してみてください。
※ 表は横スクロールでご確認いただけます。
限度額 最大100万円 | 限度額 最大100万円 | 限度額 初期10万円~30万円 | 限度額 最大100万円 | 限度額 最大100万円 | 限度額 最大500万円 | 限度額 最大50万円 | 限度額 最大100万円 | 限度額 最大80万円 | 限度額 最大100万円 |
ポイント還元率 1.00% |
ポイント還元率 0.50%~5.00% |
ポイント還元率 1.00%~5.50% |
ポイント還元率 0.50% |
ポイント還元率 1.00%~4.50% |
ポイント還元率 0.50%~1.50% |
ポイント還元率 0.50%~1.33% |
ポイント還元率 0.50%~1.00% |
ポイント還元率 0.50%~1.00% |
ポイント還元率 0.50%~1.33% |
人気のある年会費無料のカードを比較してみたところ、楽天カードが限度額が高く、ポイント還元率も高いのがわかります。
個人売買で楽天銀行カードローンは使えない
楽天のサービスには、楽天カード(クレジットカード)とは別に、自動車購入時になどに使える楽天銀行スーパーローンがあります。
金利は、年1.9%~年14.5%で、自由な返済プランを設定できるだけでなく、限度額は最大800万円とゆとりある利用限度額なのが特徴です。
ただし、ディーラーや中古車販売店では、あらかじめ金融機関のカーローンが用意されているのでローンを組むことが可能ですが、車の個人売買では基本的にローン支払いはできません。その理由は売買金額が本当に適切か判断しにくいからです。
しかし、すべてのローンが利用不可能な訳ではなく、一部の銀行カードローンやクレジットカードのキャッシング利用では、ある意味、個人間の取引にも対応しているものもあります。
【個人売買】 自動車ローン vs 楽天カード 【比較】
個人売買やフリマアプリでのご購入時に、楽天銀行スーパーローンを用いることができません。そこで、個人売買やフリマアプリでも使用可能な楽天カード(クレジットカード)と冒頭でも説明した、個人売買でも利用できる自動車ローン(オートローン)の「 Ucar Next」を比較しながら解説します。
Ucar Next | 楽天カード | |
---|---|---|
金利 | 年4.9~7.9% | 年12.25%~15.00%(分割払い) |
システム手数料 | 120万円のローン場合 基本手数料 :55,000円(税込) 実行手数料 :120万円 x 5% x 消費税 = 66,000円(税込) |
なし |
最大支払い回数 | 最大120回払い | 最大36回払い |
オプション | ・出張封印 ・陸送手配 ・希望ナンバー ・中古車保証 など |
なし |
楽天カードはシステム手数料が無いため、Ucar Nextよりお得に感じます。しかし、借入金利がUcar Nextより高いため、分割回数によっては非常に損をしてしまいます。
例を挙げると、100万円のローンの場合、Ucar Nextだと、事務手続き・融資実行手続きや名義変更手続き・所有権解除手続きなどの手続きを含み、実行手数料=ローン金額×5%で、システム手数料合計が110,000円(税込)になります。
同じく100万円分を楽天カードの分割で支払った場合、年金利が12.25%~15.00%なので、単純計算(実際には支払いが進むのでこの通りではない)で年間に122,500円~150,000円分が利息として発生します。これが3年間(36回払い)だとすると単純計算で367,500円~450,000円を余分に支払わなければいけません。
もちろんUcar Nextのオートローンでもローンの利息は必要ですが、手数料と利息を足してもお得なのは明確ですし、何より手続きが安心です。
そのため、個人間取引を行う場合は、楽天カードで支払うよりも、Ucar Nextのオートローンを利用するのをオススメします。
まとめ
車を購入する際に楽天カードが使えるのかについて詳しく解説してきました。
楽天カードには、手軽に使えるメリットがある反面、オートローンと比べて金利が高い、車購入時のオプションが何もないといったデメリットがあります。
一括で払う方であれば、特に気にすることはありませんが、手持ちの現金を温存した状態で、計画的に支払いを行いたい方には、オートローンがおすすめです。
UcarNext(ユーカーネクスト)
サイトURL:https://ucarnext.com
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